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血液検査の目的としては、まずアレルギーかどうかの診断をつける意味があります。ご自分では花粉症と思いこんでいても違う場合も結構あるのです。次にそのアレルギーの原因となる物質(抗原といいます)が何なのかを知ることによって、きめ細かく治療計画を立てられます。
例えば・・・
抗原がスギだけの場合 1月末から2月上旬にかけての予防的な内服薬開始をお勧めします。 4月上旬あたりで、症状がない場合、治療を終了します。
スギとヒノキの場合 4月上旬で症状が軽くなっても、4月末までの服用をお勧めします。
スギ、ヒノキ、カモガヤの場合 7月上旬まで薬の服用をお勧めしますが、長期間になるため、自覚症状がほとんどない時期にはアレルギーの反応を抑える薬だけにします。
など、治療計画に血液検査は役立ちます。 |
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