受診の待ち時間などを考えると、市販薬の購入の方が便利だという心理はよくわかるのですが、副鼻腔炎などを併発していないとも限りません。きっちりと花粉症の診断をつけるためにも、1シーズンにせめて1度くらいは鼻内の状態のチェックを受けましょう。耳鼻科では吸入処置もあるので、より治療効果が上がります。
さらに、医療機関では保険の適応で自己負担が少なく薬を入手できる点も利点の1つです。内科などで花粉症の治療薬を処方してもらっている人もいるようですが、先ほど申しましたように、鼻の状態をチェックすることも大切ですし、耳鼻科では多くの種類のアレルギーの薬を使い分ける専門知識と経験がありますので、耳鼻咽喉科専門医を受診することをお勧めします。 |